おしりとおなかのクリニック ふるかわ北安東クリニック

大腸癌の早期発見・治療には、大腸内視鏡検査が かかせません。

どうして大腸内視鏡検査が必要なのでしょうか?

 従来、日本人には胃癌がもっとも多く、大腸癌はむしろ欧米に多い病気でした。ところが最近では食生活の欧米化により大腸癌が急激に増加しています。近い将来、新たに大腸癌になる人の数は年間8万人以上になると予想され胃癌を追い越すのではないかと言われています。便潜血が陽性の方や便に血液が混じるような症状がある方には、大腸癌の早期発見、治療のため、大腸内視鏡検査を受ける必要があります。

大腸癌の好発年齢

 大腸癌の発生は40歳代から増加し、60歳代の方が最も多くなります。20~30歳代で大腸癌になる方は稀ですが、ハイリスクの要因としては、1.大腸にポリープがある。2.家族に大腸癌になった人がいる。3.潰瘍性大腸炎・クローン病などの炎症性腸疾患がある。4.大腸癌とは別の癌の既往症がある。などがあり、これに該当する方は注意が必要です。
 厚生労働省は老人保健法のがん検診項目に大腸癌検診を加え、40歳以上の受診を勧めています。

早期発見・早期治療が大切です!

 最近増加傾向をたどる大腸癌ですが、比較的おとなしい性格で、肺癌や胃癌と比べると成長が遅く、リンパ節転移も少ないので、早期発見によりほぼ100%治ります。病期が進むにつれ、治癒率は著しく低下するので、いかに癌の早期発見、早期治療が大切かがよくお分りいただけると思います。

 ある程度進行した直腸癌、結腸癌は血便、便通の異常(下痢や便秘)、下腹部痛、便の狭小化などの自覚症状がみられます。早期癌の場合の殆んどは目に見えない微量の出血が生じる程度です。自覚症状の無いうちに大腸癌を発見するため便潜血検査があります。年に一度は便潜血検査を受けられることをお勧めしております。
 便潜血が陽性の方の殆んどは痔であり、他はポリープ、炎症性腸疾患などで、大腸癌の見つかる割合は5%前後です。この5%の大腸癌を治る段階で発見することが大切なので、必ず精密検査を受けるようにしましょう。痔からの出血と思い込み放置し、癌を進行させてしまわないように用心して下さい。

大腸内視鏡でできる手術

 ポリープ型の早期がんは内視鏡下に切除可能です。(内視鏡的ポリペクトミー)また、平坦型や陥凹型の早期がんはその粘膜下に生理食塩水を注入し、浮き上がらせた後、スネアという輪っか型のワイヤーに電流を流し、摘出します。(内視鏡的粘膜切除術)癌が浅い場所にとどまっていて、完全に切除されていれば、開腹手術などの追加処置は不要です。

大腸内視鏡検査の流れ

当クリニックにおける大腸内視鏡検査の流れを説明します。

通常の外来に受診 特別な準備は不要です。便潜血が陽性かどうか、血便や便通異常があるかどうか、ポリープを指摘されているかどうか、大腸がんの手術後で定期的なfollow up が必要かどうかなどを診断します。
検査が必要と
診断された場合
大腸内視鏡検査が必要と判断された場合は、検査の予約を取っていただきます。
検査前2~3日
検査の前日
2~3日前よりきのこ、コンニャク、海藻類、ゴマ、種の多いもの(きゅうり・キュウイ等)は食べないようにします。
前日の夜、寝る前に下剤を飲んでいただきます。
 
検査当日 朝9時30分ころから、2時間以上かけてゆっくり2リットルの水の下剤(ニフレック)を飲みます。途中で気持ち悪くなったり、お腹が痛くなった場合は直に服用を中止し、連絡してください。
ウォッシュレット付の個室を用意していますので、朝9時30分までに、当クリニックに来院してから、ニフレックを飲んで頂くこともできます。(殆どの方がこのようにされています。)
麻酔 希望される方には麻酔を行います。
当クリニックでは、手術用の生体監視モニター(自動血圧計・心電図モニター・呼吸モニター・酸素飽和度測定計がセットになった物です。)にて麻酔中の管理を行っておりますので、ご安心下さい。
検査 お昼過ぎより検査が始まります。
ひどい癒着がなければ、盲腸または回腸末端までの挿入に10~15分かかります。その後、ゆっくり、じっくりと大腸の管腔を観察しながら抜きます。ポリープや、平坦型・陥凹型の早期がんが見つかった場合はポリペクトミーまたは粘膜切除を行います。病変の数や大きさにもよりますが、大半の方は1時間以内に検査は終了します。
検査後の休憩 検査終了後、再び個室で休憩していただき、検査結果の説明をします。
1週間~10日後 1週間~10日後に、外来におこしいただき、顕微鏡で調べた結果をお話します。
 大腸内視鏡検査は大変というイメージをお持ちの方が多いようですが、こんなに楽だったらもっと早く受ければ良かったと多くの患者様よりお言葉を頂いております。
癌が浅い場所にとどまっていて、完全に切除されていれば、開腹手術などの追加処置は不要です。

内視鏡

 内視鏡検査には最新のデジタル電子内視鏡システム(写真奥)を使用し、より詳細な診断を行っています。

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